受験までに掛かるおおよそのコストを計算しよう

通学制の医学部の予備校は、通信制と比べて受験対策の様々なサポートが手厚く、志望校に標準を合わせて試験勉強に取り組みやすいといったメリットがあります。一方で、受講をする教科の数や通学の頻度によっては、受験までに高額な費用が掛かることもあるため、入会をする前にいくつかの予備校の資料やウェブサイトを参考にしながら、おおよそのコストの計算をすることがおすすめです。たとえば、有名大学の受験指導に定評がある講師陣が揃っている通学制の医学部の予備校は、一年間で百万円を超える授業料の支払いが必要となることもあります。また、定期的に外部の模擬試験を受験したり、夏期や冬期の長期にわたる講習を受ける場合には、さらに出費が大きくなるため注意しましょう。

授業料を安く済ませるなら奨学金制度がある予備校を選ぼう

通学制の医学部の予備校に通う際に、なるべく授業料を安く済ませたい場合には、成績が優秀な受講生を対象とした奨学金制度があるところを探すことがおすすめです。奨学金の支給の要件や対象の人数、期間については、それぞれの予備校の方針によって違いがあるため、時間を掛けて評判が良い予備校のシステムを確認することが大切です。また、複数の科目を同じ曜日にまとめて受講することで、毎月の授業料が安くなるシステムを採用している予備校も多くあります。そのため、様々な理由で奨学金の支給対象から外れてしまった場合に備えて、主要科目の受講料金がリーズナブルなところや、補習授業を無料で申し込めるところを優先的に選ぶことが大事です。